【売約済】アニー・フィッシャー/モーツァルトp協奏曲第20番&第21番、ロンド

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モーツァルト
①ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
②ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
③ロンド ニ長調 K. 382

アニー・フィッシャー (ピアノ)
指揮:エルヴィン・ルカーチ
ブダペスト交響楽団
録音:1965年

音楽評論家:福島 章恭氏 「モーツァルトをCDで究める」より
「ここでのフィッシャーは、故郷ハンガリーでのハンガリー人だけによる演奏が、いかにも心地よいといった風に、のびのびとした演奏を繰り広げている。ひとつひとつの音の粒立ちは、イギリスでのスタジオ録音の比ではない。ルカーチの指揮もいい。ルカーチは、日本フィルの客員指揮者として我が国にも馴染み深い指揮者であるが、私もかつて《展覧会の絵》の豪放な演奏を聴いて感動したことがある。日本フィルとのブルックナー《ロマンティック》(ライヴ)も、私の愛聴盤のひとつだ。そのルカーチが、慈しむようにモーツァルトを振っているのだから悪いわけがない。」

アニー・フィッシャーのピアノは文句なしの素晴らしさだ。第21番の有名な第2楽章など、優美という言葉はこういう演奏にこそ相応しいと思った。付録のようにニ長調のロンドもついているが、これまた名演。同郷の名指揮者フリッチャイと共演したものが印象に残るが、こちらもステレオで捨てがたい。エルヴィン・ルカーチは若々しい指揮で、比べるともっと奥行きが欲しい感じがするが、いやいやなかなかどうして、良い演奏だ。颯爽としていて、若いモーツァルトのエネルギーが迸るような演奏と言うべきだろう。ああ、なんて愉しいのだろう!お薦め!

ルカーチ(日本フィルハーモニー交響楽団名誉指揮者)の代表的録音のひとつ。 日本フィルとの共演ではバルトーク、コダーイ、リストなどを中心にしていたものの、実はモーツァルトの素晴らしい演奏を度々披露しており、「モーツァルト指揮者」としての実力は相当なものだった。 このディスクで共演しているピアノのA.フィッシャーについては、改めて語るまでもないだろうが、これほどまでに暖かく深みのある20番を可能にしたのはルカーチのバックあってこそ、ということを忘れてはならない。

輸入盤【廃盤】【希少盤】盤面傷無し 28

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カテゴリー:CD・DVD・ブルーレイ>>>CD>>>クラシック
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